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キヌアに含まれるサポニンには毒性あり?除去方法とは?

スーパーフードでおなじみのキヌアですが、キヌアに含まれるサポニンという成分。

抗酸化作用や血流改善など良い効能がたくさんあるので、キヌアに含まれるサポニンには毒性があると言われているのはなぜなのでしょうか?

その疑問を解決していきたいと思います!

キヌアに含まれるサポニンの特徴とは?

スーパーフードとしておなじみのキヌアですが、その表面はサポニンと言われる物質で覆われているのです。

サポニンとは、植物の根、葉、茎などに広く含まれている配糖体の一種で、苦味やエグみなどのもととなる成分のことです。

キヌアのほかにも、大豆・高麗ニンジンなどの生薬・ブドウの皮・ごぼうなどにも含まれています。

キヌアには、他の穀物に比べて多くのサポニンが含まれているんだそうです。

サポニンの効能は?

サポニンという成分自体にはたくさんの効能があると言われています。

例えば・・・

  • 抗酸化作用
  • 免疫力向上
  • 肥満予防
  • 血流改善
  • 肝機能の向上
  • 咳やタンを抑える

などの効果がサポニンにはあるといわれています。

色々な効能があるのに、キヌアに含まれるサポニンには毒性があると言われているのはなぜなのでしょうか?

キヌアに含まれるサポニンに毒性があるの?

キヌアの表面はサポニンという物質で覆われています。なぜ毒性があると言われているのでしょうか?

まず、そのサポニンをよく除去せずに食べてしまうとどんな影響があるのかみてきましょう。

キヌアをよく洗わないで食べると、ちょっと苦い・・・(^^;)

前途している通り、サポニンは植物の中で、苦みやエグみといわれる成分です。

ですので、よく除去しないで炊くととちょっと苦みのあるキヌアになってしまうのです。

せっかくのおいしいキヌアも、炊きあがりが苦かったら残念ですよね・・・。

さらに、キヌアに含まれるサポニンを過剰に摂取し過ぎると、下痢や吐き気、腹痛などの症状が現れることがあるといわれているのです。

これも、過剰に摂取した場合のことですので、そもそもキヌア自体は一度に過剰に摂取するような食材ではないと思います。

キヌアの推奨されている摂取量は1日20g~50g程度と言われていますので、普通に食べている分には大きな問題はないんです。

サポニンは毒というほどの毒ではありませんが、取り除いた方がキヌアをおいしく食べられるということから、「サポニンには毒性がある」ということになってしまったのですね。

キヌアに含まれるサポニンの除去方法とは?

サポニンはキヌアの表面にあるため、しかり水洗いをすればサポニンを除去することができます。

キヌアを水洗いするとお水が濁ります。

それがサポニンですので、濁りがなくなるまでしっかり水洗いするのがポイントです。

ですので、キヌアを炊く際は、そのまま炊くのではなくしっかり水洗いをするということが重要なのですね(*^^*)

さらに、水洗いした後のキヌアを炊く前に、一晩(10時間程度)水につけておくこともサポニンを除去するには有効です。

水につけておくことで、キヌアが発芽をはじめ、さらにおいしく炊くことができるのです。

時間に余裕がある場合は、水洗いだけでなく、水につけておくというのもぜひ試してみたいポイントですね(*^^*)

▶キヌアの炊き方の基本はこちら

キヌアのサポニンを除去せず食べるとどうなる?

キヌアを炊く際にしっかり水洗いせずに、炊いてしまいサポニンも一緒に食べてしまった場合、どんな影響があるのかというと・・・

  • 口の中が痺れる場合がある
  • 消化不良を引き起こすことがある

このような症状が現れる場合があるんだそうです。

そうなってしまうと、なんのためにキヌアを食べているのだか?という気持ちになってしまいますね(^^;)

とにかくせっかくの栄養素たっぷりのスーパーフードであるキヌアを食べるなら、最大限においしく食べたいですよね。

キヌアを食べようとしている人は、きっと健康にも気を使っている人がほとんどだと思いますので、キヌアを食べて体調不良になってしまっては本末転倒です・・・。

ですので、キヌアの栄養素を最大限摂取するためにも、炊く前にしっかり水洗いすることが大事なのですね!

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