メジャーリーグベースボール(MLB)の新シーズンが始まりましたが、開幕戦の後にもオープン戦が続いていることに疑問を思っている人が多いようです。
通常、オープン戦はシーズン開始前のウォーミングアップと位置づけられていますが、その途中に開幕戦を行う理由は何なのでしょうか?
この記事では、メジャーリーグの開幕戦が終わった後にもオープン戦が続くのはなぜなのか、気になることについてまとめています。
【MLB】開幕戦の後にもオープン戦をやるのはなぜ?
MLBでは、オープン戦の途中に開幕戦が行われることがあります。
これは、なぜかというと・・・
シーズンのスケジュール調整、特別なイベント、または国際的な展開など、さまざまな要因が影響
開幕戦が終わったのに、まだオープン戦をするのはなぜかというと、例えば、シーズンのスケジュール調整、特別なイベント、または国際的な展開など、さまざまな要因が影響していて、そのようなスケジュールになってしまうケースがあるのです。
具体的には、2024年のMLBはオープン戦の途中で開幕戦が韓国で行われました。
2024年のMLB開幕戦が韓国で行われた理由は、MLBワールドツアーの一環として特別に計画されたイベントだったからです。
このイベントは、野球を世界中に広め、国際的なファンベースを拡大するための取り組みの一つとして開催されました。
ロサンゼルス・ドジャースとサンディエゴ・パドレスが対戦するこの開幕戦は、3月20日にソウルのコチョク・スカイドームで行われ、大谷翔平選手や山本由伸選手などのスター選手が出場しました。
また、この試合はMLBワールドツアー「ソウルシリーズ」の一部として、オープン戦の途中に位置づけられていました。
このような国際的な試合は、野球の普及という観点からも重要な意味を持っています。
また、オープン戦は選手の調整期間としても重要であり、開幕戦前後での試合が選手たちにとって有益な場合もあります。
さらに、オープン戦はチームの最終ロースターを決定するための評価期間でもあるため、開幕戦を挟んでオープン戦が続けられることがあります。
2025年ドジャースVSカブスの開幕戦もオープン戦の途中で行われるのか?
2025年のMLB「ドジャースVSカブス」の開幕戦が日本で行われることが決定しましたが、これもメジャーリーグのオープン戦の途中でおこなわれるでしょうか?
ドジャースとカブスが対戦するこの試合は、東京ドームで開催される予定ですが、オープン戦の途中で開幕戦が行われるかどうかについての具体的日程については現時点ではまだ発表されていません。
近年のMLBの海外展開の動向を見ると、シーズン前の特別な試合として開催される可能性があります。
MLBでは、野球の普及のための国際イベントとして、外国で開幕戦を行うことは多々あり、オープン戦の途中でも開幕戦を行うケースもあります。
そのため、2025年の「ドジャースVSカブス」の開幕戦もオープン戦の途中で行われる可能性も十分あります。
日本での開幕戦は、日本のファンにとっても、またMLBを世界中に広めるためにも、非常に意義深いイベントになりますね。
開幕戦とオープン戦の違いとは?
メジャーリーグベースボール(MLB)における開幕戦とオープン戦の主な違いは何かというと・・・
その目的と公式記録への影響です。
オープン戦は、シーズンが正式に始まる前に行われる練習試合のことで、チームが選手の調整や試合慣れを図るために利用されます。
オープン戦の成績は公式記録には含まれず、選手たちは実戦感覚を取り戻したり、新しい戦術を試したりする機会としています。
一方で、開幕戦はレギュラーシーズンの最初の試合を指し、この試合からチームと選手の成績が公式記録としてカウントされ始めます。
開幕戦はファンにとっても特別な意味を持ち、新しいシーズンのスタートを告げる重要なイベントです。
つまり、オープン戦は準備期間であり、開幕戦は公式戦としての重要な位置づけになっています。
オープン戦では結果よりもプロセスが重視され、開幕戦では勝利を目指して本格的な戦いが始まります。