社会福祉士国家試験(第37回)の合格点について、気になっている人が多いようですね。
試験を終えて、自己採点をし、自分はボーダーあたりなのかと不安になっている人もいると思います。
そんな社会福祉士国家試験(第37回)の合格点はどのくらいと予想されているのか?
また、合格率は何%程度なのか?なぜ合格率が低いと言われているのか・・・?
この記事では、社会福祉士国家試験(3回)の合格点、合格率など、気になることをまとめています。
社会福祉士国家試験(第37回)合格点は?
社会福祉士国家試験(第37回)の合格点は何点と予想されているのかというと・・・
【合格点予想】90点前後
【合格率予想】50~60%前後
過去数年間の合格点は90点前後で安定しているため、第37回試験でも同様の水準になる可能性が高いです。
試験の難易度や出題傾向が大きく変わらない限り、合格点は90点前後と予想されます。
ちなみに第36回社会福祉士国家試験の難易度は、前年と比べて大きな変化はありませんでした。
第35回試験と同様に、基本事項を中心とした問題構成で、比較的解きやすい問題が多かったとされています。
ただし、単語の意味を問う問題や事例問題の増加が見られました。
前年の第35回試験も合格点は90点で、難易度は同程度と評価されています。
そのため、第36回試験の難易度は前年とほぼ同じか、若干易しかったと言われています。
また、合格率も過去数年間は50%前後と上昇傾向にあります。
第36回試験の合格率が58.1%であったことから、第37回試験でも同様の範囲内で推移する可能性が高いと予想されます。
では、過去の会福祉士国家試験合格点、合格率についても、参考までに見ておきましょう。
過去の社会福祉士国家試験の合格点・合格率は?
過去の社会福祉士国家試験合格点は以下の通りです。
年/回数 | 合格点 | 合格率 |
2024年 / 第36回 | 90点 | 58.1% |
2023年 / 第35回 | 90点 | 44.2% |
2022年 / 第34回 | 105点 | 31.1% |
2021年 / 第33回 | 93点 | 29.3% |
2020年 / 第32回 | 88点 | 29.3% |
2019年 / 第31回 | 89点 | 29.9% |
2022年に合格点が105点と比較的高い点数になっていますが、それ以外は90点前後という印象です。
2024年の第36回の社会福祉士国家試験については、「やや問題が易しかった」と言われているので、100点前後、100点を超える合格点を予想している人が多くいましたが、結果は例年と変わらず90点が合格点でした。
また、過去5年間の平均合格率は、32.8%です。
合格率は年々上昇傾向にあります。
これまで合格率が低いと言われていた社会福祉士国家試験ですが、2025年も昨年と同水準の合格率になると予想している人が多いです。
社会福祉士国家試験合格点の基準は?
社会福祉士国家試験の合格点の基準は、以下のようになっています
~社会福祉士国家試験の合格点の基準~
- 総得点150点に対して、90点以上を得点すること(正答率60%)。
ただし、問題の難易度によって補正が加わる場合がある - 18の試験科目群のすべてにおいて得点があること。
0点の科目群があると不合格になる
精神保健福祉士の資格を持っている場合は、共通科目が免除されます。
その場合の合格点の基準は、以下のようになっています
~社会福祉士国家試験の合格点の基準(精神保健福祉士の資格保持の場合)~
- 共通科目が免除
- 総得点67点に対して、40点以上を得点すること(難易度により補正あり)。
- 免除分を除いた7科目群のすべてにおいて得点があること。
社会福祉士国家試験合格率が低い理由は?
社会福祉士国家試験の合格率が低いと言われる理由は、以下のようなものがあります。
- 出題範囲が広く、18科目の対策を行わなければならない
- 合格基準が厳しく、全体の60%以上の得点と18科目の全てで1点以上の得点が必要
- 一度で全科目に合格する必要があり、科目単位での合格は認められない
- 勉強時間の確保が難しい人が多く、社会人や家事・介護をこなしながら受験する人もいる
- 実務経験と指定科目の履修を両立させなければならない人が多い
- 他の国家資格とダブル受験する人が多い
これらの理由により、社会福祉士国家試験は福祉系の資格の中でも難易度が高いと言われています。
しかし、不可能ではなく、過去に合格した人もたくさんいます。
合格するためには、時間を効率よく使い、過去問を解き、苦手分野を克服するなどの対策が必要です。
まとめ
第37回社会福祉士国家試験の合格点は、過去の傾向から90点前後と予想されています。
これは総得点150点中60%(90点)以上の得点が必要とされる基準に基づきますが、難易度に応じた補正が入る場合もあります。
2024年の第36回試験も90点が合格点で、例年と同水準でした。
過去5年間の合格率は平均32.8%でしたが、2024年の第36回試験は58.1%と上昇。
近年は合格率の上昇傾向が続いており、第37回も同様の水準(50~60%)になる可能性が高いとされています。
社会福祉士国家試験が難しいと言われる理由には、以下の点があります:
- 出題範囲が広く、18科目全てに対策が必要。
- 合格基準として、全科目で1点以上が求められる。
- 社会人や主婦など時間の確保が難しい受験者が多い。
過去問演習や苦手分野の克服が重要です。科目数が多い分、計画的な学習が成功の鍵となります。