第110回薬剤師国家試験2025を受験し、自己採点をしてみた結果、自分はボーダーラインの上にいるのか気になっている人が多いようです。
薬剤師試験は毎年変化する内容や出題傾向、合格基準などがあり、受験者にとっては非常に難しい試験と言われています。
では。2025年の第110回薬剤師国家試験のボーダーラインは何点と予想されているのか？
難しかったとの声が多く上がっていますが、難易度はどのくらいなのか？
この記事では、薬剤師国家試験2025（110回）のボーダーライン、難易度、合格率など、気になることをまとめています。
Contents
薬剤師国家試験2025（110回）ボーダーラインは？
第110回薬剤師国家試験2025のボーダーラインは何点かというと・・・
【合格点予想】215点前後と予想 （ここ数年の中でやや低めと予想）
薬剤師国家試験のボーダーラインは、試験の難易度や受験者の実力によって変動します。
ただ、過去の傾向から推測すると、215点～220点くらいがボーダーラインとなることが多いいため、今回も同様の点数がボーダーとなると予想します。
前回の109回は難しかったと感じている人が多く、その前に過去最高の合格点（235点）を出した108回よりもボーダーはやや下回りました。
では、参考までに、過去のボーダーラインとなった合格点も見ていきましょう！
【薬剤師国家試験】過去のボーダーライン・合格点は？
薬剤師国家試験の過去のボーダーライン（合格点）は以下の通りです。
～薬剤師国家試験、過去のボーダーライン～
| 年／回 | ボーダーライン（合格点） |
| 2023年／108回 | 235点 |
| 2022年／107回 | 217点 |
| 2021年／106回 | 215点 |
| 2020年／105回 | 213点 |
| 2019年／104回 | 225点 |
| 2018年／103回 | 217点 |
2023年108回が突出して高い合格点となっていますが、他は215～220点程度です。
では、第110回薬剤師国家試験の難易度についても、続いてみていきましょう！
薬剤師国家試験2025（110回）難易度は？
第110回薬剤師国家試験の難易度はというと・・・
【難易度】例年よりやや難易度高めと予想
今回も例年と比べて難易度が低くなるとは考えにくいため、例年同様もしうはやや高めの難易度になると予想します。
台109回の難易度については、例年以上に丸暗記や過去問だけでは通用しないような新傾向の問題が多く出題されたという声があります。
しかし、例年と比べると同じくらいの難易度だったと感じた人もいたようですが、多くの人が難しかったと感じているようです。
今年の薬剤師国家試験も難しい
— オチャメ屋 (@RfeioX) February 18, 2024
薬剤師国家試験を終えた後輩から
つらたんラインが、、wどうやら2日目もウルトラ難しかったらしく、、
まぁ難しい年はボーダー下がるので
大丈夫ですね(^ཀ^)
※足切りを除く— フォリア (@folia_sfx) February 18, 2024
多くの人が難しかったと感じている場合は、その分合格点も下がることが予想されますので、望みを捨ててはいけません！
薬剤師国家試験2025（110回）合格率は？
第110回薬剤師国家試験の合格率はどのくらいかというと・・・
【合格率予想】68％～70％程度と予想（例年通りの合格率）
合格率については、過去5年間は68％～70％台で推移しており、大きな変動はありませんでした。
そのため、110回でも同様の合格率になると予想します。
109回もボーダーラインは少し下がるのではとの予想がでていますが、合格率については例年通り68～70％程度になるのではという予想が大半でした。
ちなみに、前回の第109回は68.43％でした。
新卒者と既卒者では大きな差があり、新卒者は84.36％でした。
過去の傾向から見ても、新卒者の合格率の方が既卒者の合格率よりも高いようです。
【薬剤師国家試験】過去の合格率は？
薬剤師国家試験のここ数年の合格率は以下の通りです。10薬剤師国家試験・合格率～
| 年／回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
| 2024／109回 | 13,585 | 9,296 | 68.43 |
| 2023年／108回 | 13,915 | 9,602 | 69.00％ |
| 2022年／107回 | 14,376 | 10,173 | 70.76％ |
| 2021年／106回 | 13,579 | 9,519 | 70.12％ |
| 2020年／105回 | 13,243 | 9,217 | 69.58％ |
| 2019年／104回 | 14,949 | 10,740 | 71.84％ |
| 2018年／103回 | 14,316 | 9,050 | 63.17％ |
2018年の103回がやや合格率が低めですが、それ以降は70％前後の合格率になっています。
2024年も難易度こそやや高めだったと言われていますが、合格率に関しては、大方の予想通り例年並みになっています。
まとめ
2025年の第110回薬剤師国家試験について、ボーダーラインや難易度、合格率の予想を以下にまとめます。
ボーダーライン
第110回薬剤師国家試験のボーダーラインは215点前後と予想されています。
過去の傾向では、ボーダーラインは215～220点程度で推移しており、特に2023年（108回）の235点が突出して高かった一方、2024年（109回）は難易度が高めだったため低めに設定されました。
この流れから、今回もやや低めの215点付近になる可能性が高いと考えられます。
難易度
試験の難易度は例年並みか、やや高めになると予想されています。
109回試験では丸暗記や過去問対策だけでは対応しきれない新傾向の問題が多く出題されたため、多くの受験者が難しいと感じました。
110回も同様の傾向が続くと見られていますが、難易度が高い場合はボーダーラインが下がる可能性があります。
合格率
合格率は68～70％程度と予想されています。
過去5年間の合格率は68～70％台で安定しており、新卒者の合格率は84％前後と高い一方で、既卒者は低めです。
2024年（109回）の合格率も68.43％で例年並みだったため、大きな変動はないと考えられます。
過去データ
- ボーダーライン：2023年（108回）235点、2022年（107回）217点、2021年（106回）215点
- 合格率：2019～2024年は68～71％台で推移
全体として、第110回試験も例年通りの合格基準と結果になる可能性が高いですが、受験者の得点分布次第で若干の変動があるかもしれません。
