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看護師国家試験(113回)ボーダーラインの決め方は?必修問題40点以下で合格の可能性はどのくらい?

看護師国家試験(113回)ボーダーラインの決め方は?必修問題40点以下で合格の可能性はどのくらい?

看護師国家試験(113回)の合格点、ボーダーラインについて、気になっている人が多いようですね。

試験を終えて、自己採点をし、自分はボーダーあたりなのかと不安になっている人もいると思います。

そんな看護師国家試験(113回)の合格点はどのくらいと予想されているのか?

また、合格率は何%程度なのか?113回は難しかったと言われていますが、それでも合格率は高いのか?

そして、必修科目で40点以下だった場合でも合格の可能性はどのくらいあるのか?

この記事では、看護師国家試験(113回)の合格点のボーダーライン、合格率など、気になることをまとめています。

看護師国家試験(113回)ボーダーラインは?

看護師国家試験(113回)のボーダーラインは・・・・

【ボーダーライン予想】152点前後と予想

2024年2月の看護師国家試験(113回)のボーダーラインは、まだ公式に発表されていません。

ただ、出題基準改正後2回目の試験となりますので、過去の合格点の中でも、前回(第112回)のボーダーライン(152点)を参考にしている人が多いようです。

ちなみに、過去10年のデータを見ると、一般問題+状況設定問題のボーダーラインは平均約156点でした。

しかし、最低が142点(第106回)、最高が167点(第103回・第111回)と大きく開きがありました。

2024年2月の看護師国家試験(113回)のボーダーラインは、まだ公式に発表されていませんが、出題基準改正後2回目の試験となりますので、前回(第112回)のボーダーライン(152点)を参考にする人が多い傾向にあります。

合計点数でのボーダーラインは152点前後との予想ですが、では、その毎年変動するボーダーラインはどのように決めているか?続いてみていきましょう!

看護師国家試験(113回)ボーダーラインの決め方は?

看護師国家試験のボーダーラインの決め方とは、

看護師国家試験に合格するためには、必修問題のボーダーラインは、毎年80%以上(40点以上)と決まっていますが、一般問題+状況設定問題のボーダーラインは、毎年変動します。

一般問題+状況設定問題のボーダーラインはどうやって決めているのかというと・・・・

試験の難易度や受験者の実力によって決まります。

具体的な決め方は、厚生労働省が公表していませんが、一般的には以下のような方法が考えられます。

【一般問題+状況設定問題のボーダーラインの決め方】

  • 受験者の得点分布を分析し、平均点や標準偏差などの統計的指標を用いてボーダーラインを設定する。
  • 受験者の得点を順位付けし、合格者数を一定の割合にするようにボーダーラインを設定する。
  • 出題者や専門家の判断に基づいて、各問題の難易度や重要度を評価し、ボーダーラインを設定する。

これらの方法は、単独で用いる場合もあれば、組み合わせて用いる場合もあると思われます。

第113回看護師国家試験のボーダーラインも上記のいずれかの方法で決められるものと思われます。

看護師国家試験(113回)必修問題40点以下で合格の可能性はどのくらい?

看護師国家試験の合格基準は、必修問題は1問1点で、例年変わらず「40点以上」が合格基準点です。

つまり、必修問題が40点以下だと、たとえ一般問題+状況設定問題がで点数が取れたたとしても、基本的には不合格となります。

ただ、年によって「不適切問題」というものがあり、正解・不正解にかかわらず採点から除外されるケースがあります。

その場合、看護師国家試験で必修問題40点以下でも、合格の可能性はあるといえます。

合格の可能性はどのくらいかというと、50%、五分五分です。

2020年の第109回以降は、毎年必修問題で1問以上の不適切問題が発生しています。

そのため、近年の傾向としては、必修問題の中の1~2問程度が不適切問題だとしてもおかしくないと言えます。

もちろん、不適切問題は本来発生すべきではない問題ですので、毎年不適切問題があるとは言い切れませんが、近年の傾向からは不適切問題がある可能性も捨てきれませんね。

看護師国家試験(113回)必修問題40点以下での合格の条件

看護師国家試験で必修問題が40点以下の場合でも合格する場合があります。

その場合の合格の条件は以下の通りです。

~必修問題が40点以下での合格の条件~

  • 必修問題の中に不適切問題があった場合

不適切問題があた場合、必修問題の合計点が減るため、必修問題が40点以下でも合格の可能性があります。

例えば以下のような場合・・・

例)必修問題で39点を取ったとします。そのうち1問が不適切問題だと判断され、採点から除外されたとします。

この場合、必修問題の合計点は39点ではなく、38点になります。

しかし、必修問題の合格点は40点ではなく、39点になります。

なぜなら、必修問題の合格点は80%以上と決まっているからです。

必修問題が49問になった場合、80%以上ということは、39.2点以上ということになります。

小数点以下は切り捨てられるので、39点以上が合格点になります。

したがって、必修問題で39点を取った場合、合格点を満たしていることになります。

このように考えると、仮に不適切問題が2問あった場合は、必修問題の合格点が38点となります。

では、過去の不適切問題の発生数についても、続いてみていきましょう!

【看護師国家試験】過去の不適切問題数まとめ

看護師国家試験での不適切問題とは、試験終了後に国試問題として不適切だと判断された問題のことです。

不適切問題は、毎年発生する可能性がありますが、その回数は年によって大きく異なります。

過去10年間の不適切問題の数を表でまとめました。

<不適切問題の数>

必修問題 一般問題 状況設定問題 合計
第100回 2011 0 0 0 0
第101回 2012 0 0 0 0
第102回 2013 0 0 0 0
第103回 2014 0 0 0 0
第104回 2015 0 0 0 0
第105回 2016 0 0 0 0
第106回 2017 2 3 3 8
第107回 2018 2 4 4 10
第108回 2019 0 0 0 0
第109回 2020 1 1 0 2
第110回 2021 1 1 0 2
第111回 2022 2 1 1 4
第112回 2023 1 1 0 1

表からわかるように、不適切問題の回数は、2017年から増加傾向にあります。

また2020年以降は毎年のように不適切問題が発生しています。

不適切問題は、採点方法や合格基準に影響を与える可能性がありますので、自己採点の際には注意が必要です。

【看護師国家試験(113回)】合格率は?

看護師国家試験(113回)の合格率はというと・・・

【合格率予想】90%前後 (既卒者より新卒の合格率の方が高い)

2024年の113回看護師国家試験の合格率は、まだ公式に発表されていません。

ただ、過去の傾向から推測すると、およそ90%前後になると思われます。

過去5年間の合格率は、平均90.2%でした。

中でも、令和4年度の試験では、合格率は90.8%と高い水準を維持しています。

しかし、合格率は新卒者と既卒者で大きな差があります。

令和4年度の試験では、新卒者の合格率は95.5%、既卒者の合格率は36.5%と、既卒者の合格は厳しい状況でした。

2024年の113回看護師国家試験は、出題基準改正後2回目の試験となりますので、近年の傾向の中でも、昨年の事例を参考に合格率を予想している人が多い印象でした。

【看護師国家試験】ボーダーラインの基準

看護師国家試験はボーダーラインである合格点に達していれば、合格できる試験です。

看護師国家試験のボーダーラインの基準についても、まとめておきましょう!

看護師国家試験のボーダーラインの基準

問題構成 配点 ボーダーライン
必修問題・50問 50点満点(1問1点) 40点以上(80%以上)

 

問題構成 配点 ボーダーライン
一般問題・130問 130点満点((1問1点) 年によって変動
状況設定問題・60問 120点満点(1問2点) 年によって変動

 

看護師国家試験に合格するためには、必修問題と一般問題+状況設定問題の2種類の問題にそれぞれ合格点を満たす必要があります。

必修問題は50問で、1問1点です。合格点は40点以上です。

一般問題は130問で、1問1点です。状況設定問題は60問で、1問2点です。一般問題と状況設定問題の合計点は250点です。

合格点は毎年変動しますが、過去7年間は142点から167点の間でした。

近年は不適切問題の発生傾向がありますが、不適切問題の有無にかかわらず、合格点を取れるように頑張りましょう!

まとめ

看護師国家試験(113回)の合格点のボーダーライン、合格率など、最後にもう一度まとめておきます!

~看護師国家試験(113回)について~

  • 【ボーダーライン予想】152点前後と予想
  • 【合格率予想】90%前後 (既卒者より新卒の合格率の方が高い)
  • 【不適切問題の有無】近年の傾向から、あってもおかしくない
  • 【必修40点以下での合格の可能性】可能性あり(不適切問題があった場合)

【一般問題+状況設定問題のボーダーラインの決め方】

  • 受験者の得点分布を分析し、平均点や標準偏差などの統計的指標を用いてボーダーラインを設定する。
  • 受験者の得点を順位付けし、合格者数を一定の割合にするようにボーダーラインを設定する。
  • 出題者や専門家の判断に基づいて、各問題の難易度や重要度を評価し、ボーダーラインを設定する。

自己採点した結果が、本当に正しいとも限りませんので、正式に合格発表があるまでは、合格することを祈って待ちましょう!

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