メジャーリーグ、サンディエゴ・パドレスのユニフォームに黄色いハートに「PS」と書かれたワッペンが付いているのを見たことがある人も多いと思います。
ただ、このハートのワッペンは何時も付けているわけではないんですよね。
では、黄色いハートに「PS」と書かれたこのワッペンを付けているのはなぜなのか？
ワッペンを付けている時と、付けていない時の違いは一体何なのでしょうか？
この記事では、パドレスのユニフォームに付けられた黄色いハートのワッペンについて、気になることをまとめています。
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【パドレスユニフォーム】黄色いハートにPSのワッペンが付いているのはなぜ？
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— San Diego Padres (@Padres) April 13, 2024
MLBサンディエゴ・パドレスのユニフォームに付いている黄色いハートの中に「PS」と書かれたワッペンがついているのはなぜかというと・・・
故ピーター・サイドラー氏への敬意を表しています。
ピーター・サイドラー氏はパドレスの前オーナーであり、チームを戦力的にも商業的にも成功させた人物です。
彼が2023年11月に亡くなったことを受けて、このワッペンがユニフォームに追加されました。
PSはピーター・サイドラー氏のイニシャルで、彼の功績を称えるために2024年のシーズンからユニフォームにこのパッチを付けているのです。
しかし、この「PS」のワッペンはいつもつけているわけではないのです。
ハートに「PS」が書かれたワッペンが付いているユニフォームと付いていないユニフォームがあるのはなぜなのか？続いてみていきましょう！
【パドレスユニフォーム】黄色いハートにPSのワッペンが付いている時とついていない時の違いは？
パドレスのユニフォームに黄色いハートにPSのワッペンが付いている時とついていない時の違いは何かというと・・・
ワッペンが付いているユニフォームを着るのは、本拠地のペトコ・パークでの試合が行われる時に限られているためです。
アウェイの試合や特定のイベントでは、このワッペンが付いていないユニフォームを着用しています。
これは、ピーター・サイドラー氏への敬意を本拠地で特に表すための措置と考えられます。
このように、ワッペンの有無は試合の開催場所によって異なるというわけですね。
では、パドレスの前オーナーであるピーター・サイドラー氏とはいったいどんな方だったのか？続いてみていましょう！
パドレスの前オーナーであるピーター・サイドラー氏とはどんな人だった？
ピーター・サイドラー氏は、1960年11月7日に生まれ、2023年11月14日に亡くなったアメリカ合衆国の実業家でした。
ピーター・サイドラー氏はMLBのサンディエゴ・パドレスのオーナーを務めており、チームの成功に大きく貢献しました。
サイドラー氏は、ロサンゼルス・ドジャースのオーナーを一族経営で務めていたウォルター・オマリーの孫であり、ピーター・オマリーの甥として誕生しました。
彼はバージニア大学で金融の学士、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）で経営学修士（MBA）を取得しています。
2012年には叔父のピーター・オマリーらと「オマリー・グループ」を設立し、サンディエゴ・パドレスのオーナー権買収に成功しました。
2020年11月からは前オーナーのロン・ファウラーに代わってパドレスの筆頭オーナー、並びに会長に就任し、チームの戦力強化に努めました。
ダルビッシュ有らを獲得するなど、積極的な選手補強を行い、チームの競争力を高めるために多大な投資を行ったことで知られています。
彼の死後、パドレスのユニフォームには彼を称える黄色いハートのワッペンが追加されました。
彼のリーダーシップと情熱は、パドレスの歴史において重要な役割を果たしました。
