箱根駅伝2024で注目されている吉居大和選手。
吉居大和選手は、駅伝の強豪校である仙台育英学園高等学校出身であるのに、なぜ中央大学に来たのでしょうか?
また、卒業後の進路はトヨタに内定していますが、なぜトヨタに決めたのか?
この記事では、箱根駅伝2024で大注目の吉居大和選手について、中央大学を選んだ理由や卒業後の進路について、さらには、高校時代などこれまでの経歴についてもまとめています。
吉居大和が中央大学に入ったのはなぜ?
#全日本大学駅伝
3区9km地点
中央大学 吉居大和
東京農業大学 原田洋輔#55全日本大学駅伝 #伊勢で決まる日本一 pic.twitter.com/hHWqVU1RDt— 全日本大学駅伝 (@daigaku_ekiden) November 5, 2023
吉居大和が中央大学に入ったのはなぜなのでしょうか?
吉居大和さんが中央大学に入ったのは、「自分のやりたいことを追求できる環境だと感じた」からという理由が大きいようです。
また、「高校時代に中大の練習に参加させてもらって、とっても雰囲気が良かったんです。ああ、ここなら自分は強くなれそうだと思いましたし、実際、その予感は当たっていました」とも語っており、高校時代から中央大学に入ろうと決めていたのだとわかりますね。
中央大学の陸上競技部は、藤原正和監督のもとで、個々の選手の特性や目標に合わせたトレーニングを行っていることが吉居大和選手にとって、魅力に感じたのでしょう。
吉居大和さんは、高校時代に仙台育英学園高等学校で駅伝の強豪校に所属していましたが、高校時代から、トラック種目にも興味がありました。
中央大学に入ったことで、駅伝だけでなく、5000mや10000mなどのトラック種目でも活躍できるようになったのです。
さらに吉居大和選手は法学部で勉学にも励んでいます。
吉居大和さんは駅伝だけでなく、トラック競技や法律の勉強など、自分のやりたことを両立できる環境として中央大学を選んだのですね。
吉居大和の中央大学での経歴は?
吉居大和選手の中央大学でも数々の実績をすでに残していますので、紹介していきます。
~大学1年~
- ホクレン・ディスタンスチャレンジで5000mのU20日本記録(13分28秒31)を樹立
- 日本インカレで5000mで優勝
- 日本選手権で5000mで3位入賞し、U20日本記録(13分25秒87)を更新
- 箱根駅伝で1区で区間新記録(1時間00分40秒)を樹立
~大学2年~
- 11月に全日本大学駅伝で1区で区間新記録(27分05秒)を樹立
- 箱根駅伝で2区で区間賞を獲得
~大学3年~
- 出雲駅伝で1区で区間賞を獲得
- 全日本大学駅伝で6区で区間新記録(37分01秒)を樹立
- 箱根駅伝で3区で区間賞を獲得
~大学4年~
- 11月に全日本大学駅伝で3区で区間11位となる
中央大学でもその実力を遺憾なく発揮し続けている吉居大和選手。
高校時代にもすでに実力派ランナーとしての実績をたくさん残しているので、続いてみていきましょう!
吉居大和の高校時代の経歴は?
吉居大和選手の仙台育英高校時代の経歴をまとめてみました。
~1年生~
- インターハイ県予選で1500mで3分57秒78の記録を出し、4位に入賞
- 全国高校駅伝では2区(3.0km)で8分17秒の走りを見せ、チームの3位入賞に貢献
~2年生~
- 東北高校総体で5000mで14分18秒69の記録を出し、5位に入賞
- 全国高校駅伝では1区(10.0km)で31分53秒の走りを見せ、チームの4位入賞に貢献
~3年生~
- 東北高校総体で5000mで14分31秒42の記録を出し、2位に入賞
- 宮城県選手権で5000mで13分55秒10の記録を出し、優勝
- 全国高校総体で5000mで14分08秒12の記録を出し、3位に入賞
- 全国高校駅伝では3区(8.1km)で23分55秒の走りを見せ、チームの優勝に貢献
吉居大和選手は仙台育英高校時代のから数々の実績を残しています。
吉居大和の中大卒業後の進路は?
現在中央大学4年生の吉居大和選手ですが中大卒業後の進路はどこなのでしょうか?
吉居大和選手は中央大学卒業後の進路は、既にトヨタ自動車に就職が内定しているそうです。
トヨタ自動車は、日本の実業団チームの中でもトップクラスの強豪チームとして知られています。
大学卒業後も、実業団でさらなる飛躍を目指し、活躍することを期待されています。
では、数ある実業団の中で、なぜトヨタに決めたのでしょうか?続いてみていきましょう!
吉居大和が進路をトヨタに決めた理由は?
吉居大和選手が進路をトヨタに決めたのはなぜなのか?理由もみていきましょう。
吉居大和さんの両親も元トヨタ自動車のランナーでした。
それも、自分の進路を考えるうえで、一つの要素になったのでしょう。
さらにトヨタ自動車には陸上競技の強豪チームがあり、吉居大和さんは就職後も高いレベルで競技を継続していける環境を求めていたようです。
それだけではなく、吉居大和選手は、陸上競技以外にも法律の勉強にも熱心に取り組んでいましたので、法律の知識も会社で行ける環境があるということも決めての一つのようです。