人気バラエティー番組「プレバト!!」でおなじみの俳句対決!
挑戦者が詠んだ俳句を添削してくれるのが、俳人である夏井いつき先生ですね。
厳しいけれど的確な指摘に、毎回納得していまいます。
そんな夏井いつき先生がご自身で詠んだ俳句の代表作っていったいどんな句なのでしょうか?
ちょっと気になったので調べてみました!
夏井いつきの俳句【代表作】とは?
人気バラエティー番組「プレバト!!」の俳句対決でおなじみの夏井いつき先生。
芸能人が詠んだどんな句も素敵な句に添削してしまうのが、本当にすごい!
そんな夏井いつき先生が詠んだ俳句ってどんな句なのでしょうか??
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夏井いつき先生の代表作とも言われている俳句をいくつかご紹介します。
仏法僧 廊下の濡れている 理由
さっきまで 音であたり 霞かな
遺失物 係りの窓の ヒヤシンス
惜春の サンドバッグに 預ける背
先生と 大きな月を 待つてゐる
仏壇の まへで昼寝を してゐたる
夏井いつき先生は、たくさんの俳句集を出版されていますが、その中で詠んだ句で、夏木先生の代表作として挙げる方が多い句をピックアップしてみました。
五・七・五のなかに、季語を入れ、情景を想像させる語を入れ込むというのは、難しくもあり、本当に奥が深いですね。
夏井先生が詠むとこの少ない語のなかで、しっかり情景を表現させてしまうから、本当にすごいです。
それだけ、日本語は奥が深く、また美しいんだなと実感しますね。
夏井いつきの俳句【代表作】とは?なぜプレバトに出演したのか?
様々なジャンルで芸能人が才能を競い合う教養バラエティー番組「プレバト!!」。
中でもダントツの人気コーナーが夏井先生が添削する「俳句査定」なんです。
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2013年に夏井いつき先生がこの「俳句」コーナーに初出演しました。
そして、このコーナーが最近の俳句ブームの火つけ役になったのです。
では、なぜ夏井先生がプレバトに出演することになったのでしょうか?
そもそもプレバト!!という番組は、「教養の要素を取り入れた新しいバラエティーを作りたいということで始まったそうです。
夏井先生にオファーが来た時のことを夏井先生自身がこう語っています。
俳句の先生をキャスティングしたいけど誰に声をかけたらいいかわからなくて、NHKの俳句番組を片っ端からスタッフみんなで見て、オファーを決めたって聞きました。
さらに・・・
なんで私だったの?ってお酒の席で聞いたら、“バラエティーのスタッフが声をかけても、怒られなさそうだった”って(笑)
俳句査定では厳しい夏井先生も、実は優しくて、バラエティースタッフも声をかけやすいような方なのですね!
夏井いつき先生自身も、当時俳句をもっと普及させたいといろいろ模索していたんだそうです。
そんな思いも重なり、「バラエティーであろうと、ちゃんと俳句の種をまかせてもらえる企画であれば出よう!」と番組への出演を決めたそうです。
この俳句査定コーナーも始まった当初は、スタッフも出演者も皆俳句の知識がなかったのが、何年も続けていくうちに皆に俳句の力が付き始めてきたのだそうです。
特に製作スタッフは、CM前に“ここにはどんな助詞が入る?”ってナレーションを入れるなど、見せ方を考えていくようになっていき、夏井先生が求めていた、「俳句の種まき」をバックアップしてくれるようになったんだとか。
そうやって、今では、小学生の子供から、おじいちゃんおばあちゃんまで、これこそ老若男女が楽しめるコーナーへと成長していったのです。
そう考えると、なんだかすごいですよね(*^^*)
先生の俳句の実力はもちろんのこと、相手に合わせた的確な添削、話し方、お人柄、すべてが功をそうしていますね。
そして、梅沢富雄さんや東国原英夫さんなどの出演者も、回を追うごとに実力を上げていることがわかるのが、また見ていて楽しいですね。