人類の月面再着陸を目指す「アルテミス計画」。
2024年にも月周回軌道に投入する宇宙飛行士4人を発表されましたが、その中でも月探査に初めて女性が選ばれ話題となっています。
その方は、「クリスティーナ・コック」というアメリカ人宇宙飛行士です。
クリスティーナ・コックのこれまでの経歴や月探査計画の一員に選ばれた理由についてみて気行きたいと思います!
クリスティーナ・コックの経歴は?
【NASA月探査 初の女性と黒人参加】https://t.co/gKQniqZoM2
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 3, 2023
50年超ぶりとなる有人月探査ミッションに参加する宇宙飛行士4人が発表されました。
月探査では初となる女性宇宙飛行士であるクリスティーナ・コックさんが選ばれました。
こんなすごい計画に選ばれたということは、どんなスゴイ方なのか気になります!!
まずは宇宙飛行士になる前のクリスティーナ・コックの経歴を見ていきましょう!
- ノースカロライナ州立大学で電気工学と物理学の学士号と電気工学の修士号を取得
- ゴダード宇宙飛行センター (GSFC) で働くと同時にに高度な研究も行う
- アメリカ領サモアにある基地でアメリカ海洋大気庁の局長として勤務
- その後、宇宙飛行士になる
続いて、宇宙飛行士としてのクリスティーナ・コックの経歴です。!
2019年3月14日、国際宇宙ステーション (ISS) の第59次・第60次・第61次長期滞在ミッションのフライトエンジニアとしてソユーズロケットで打ち上げられました。
2019年10月18日、クリスティーナ・コックは、世界初の女性だけの宇宙遊泳に成功。
2019年12月28日には、クリスティーナ・コックの ISS での滞在が289日間となり、引退した宇宙飛行士ペギー・ウィットソンが保持していた最長宇宙滞在記録を更新し、他の女性宇宙飛行士よりも多くの時間を宇宙で過ごした女性となりました。
2020年2月6日に地球に帰還し、最終的な宇宙連続滞在期間は328日となったんのです。
クリスティーナ・コックが女性初の月探査に選ばれた理由は?
月探査では初となる女性宇宙飛行士となるクリスティーナ・コック。
NASAは女性を2024年までに初めて月に送る計画を2019年5月に発表しており、このために16億ドル(約1,702億円)の追加予算を確保したのだとか。
これまでNASAでは過去「男性至上主義」と言われるほどでしたが、多様性が求められる時代となり、女性としてこれまでの宇宙飛行士としてのキャリアも十分なクリスティーナ・コックが選ばれたことに期待が高まっています。
人類が宇宙へと行けるようになったころ、当初はじょせいが宇宙に行くことを想定しておらず、宇宙服も完全に男性しようとなっていたのだそうです。
近年は女性の宇宙飛行士も増えてきているものの、宇宙が女性の体にどんな影響を与えるか、よくわかっていないことが多いのです。
女性の宇宙飛行士も、男性による使用だけを想定してつくられた装備に我慢しなければならないということでもあるのです。
それらのストレスに耐えうる体と心を持っている女性でないと、このミッションは務まらないとうことなのですね。