ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんが死去したニュースが飛び込んできて世間に衝撃を与えました。
死去直前までドラマにもよく出ていて役者としても活躍してただけに、突然の訃報にいろんな憶測が飛び交っています。
そこで、上島竜兵さんの死去した理由をさぐってみました。
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上島竜兵は病気を患っていたのは本当か?
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上島竜兵さんといえば熱湯風呂に熱々おでんなど、体を張った芸がおなじみでしたね。
その明るいキャラクターの印象が強かったので、自ら命を絶つ理由が考えにくいため、病気だったのではないかという噂が広がっています。
実際、2013年、上島竜兵さんは初期の糖尿病と診断されています。
しかし、それ以外には、何か病気を患っていたかは公表されていないため、不明です。
糖尿病と診断されたことで、病気を患ったことへの罪悪感や、なんで自分が・・・などと、精神的に追い詰められる人もいるそうです。
糖尿病をきっかけとして、うつ病を併発する人も多くいるといわれています。
上島竜兵さんも、自殺をしてしまうほど、精神的に自分を追いつめているところがあったのかもしれません。
そうなるとうつ病を発症していた可能性もぬぐい切れません。
上島竜兵の死去の原因はうつ病?まじめな性格が災いしたのか?
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上島竜兵さんの死去後、生前付き合いの深った芸人さんたちが、次々とコメントを出しています。
その多くが上島竜兵さんはいたってまじめな性格だったというものでした。
上島竜兵さんの高校3年間担任を務めた恩師である柏木冨士男さんは上島さんの高校時代を振り返ってこう語っています。
「意外とおとなしい真面目な子でした。おとなしいんだけど、みんなと仲良くしていました。」
このことからも上島竜兵さんのまじめな性格は昔からだったということがわかりますね。
一般的に「真面目で責任感が強く、頼まれると断れない」性格の人ほど、鬱病になりやすいと言われています。
その為、非常にまじめな性格であった上島竜兵さんもうつ病だったので派という憶測が流れ始めたのです。
しかし、関係者の話によると「亡くなる前日も仕事の話をしており、撮影現場に行くことを楽しみにしていた」という話もあり、うつ病ではなかったと否定しています。
持病の糖尿病のために通院していましたが、それ以外に心療内科などへの通院歴などはないそうです。
そうはいっても、うつ病は、不安や疲れなど、心身に対するストレスが重なったときに誰にでもかかる可能性のある病気です。
心療内科に行っていないので「うつ病」という診断がでていなかっただけで、うつ病のような症状はあったのかもしれません。
さらには最近は「コロナ鬱」といってコロナ禍の生活が長引いたことが影響してうつ病にかかる人も多いため、上島竜兵さんもコロナ禍で色々思い悩むことがあったのではないかという憶測も広がっているのです。
上島竜兵の死去の原因はコロナウィルスのせいか?
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コロナ禍で思うようにこれまでの芸ができなくなったことにも悩んでいたと言われる上島竜兵さん。
死去する16日前に出席したイベントでコロナ禍での仕事の変化についてこう語っています。
やってることが熱湯風呂とか熱々おでんを食べたり・・・
番組によっては筒を作ってもらってそれにおでんを通して長い箸でやるっていうんですけど、口に通すまでにちょうどいい温度になっちゃうんですよね。
けんかしてチューができないからね。
もうこんなの俺としては商売あがったりですよね
これまでやっていたことが、コロナ禍で制約ができてしまい、自分たちのネタを思いっきりできないことを悩んでいたのかもしれませんね。
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さらに、ダチョウ倶楽部のリーダー肥後克広さんもダチョウ倶楽部のネタについてこう語っていました。
ダチョウ倶楽部のネタは密だ!
離れてやってると全然おもしろくないんです。
今まで30何年やって爆笑とってたギャグが全部使えない。
もっと言うと、冷静に離れて見るとおもしろくない、それが世間にバレた
一視聴者としては、面白くないとは思っていませんでしたが、やっている本人たちは、これまでとの違いをひしひし感じていたのかもしれませんね。
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さらには、仲間とお酒を飲むのが大好きだった上島竜兵さんですが、コロナ禍になり近所で目撃されることがガクンと減っていたとの報道もありました。
上島竜兵さんを慕う芸人仲間が集まった「竜兵会」も有名でしたが、飲食店でお酒を飲みながらワイワイすることがなかなかできなくなり、これまで発散できていたものが発散できず気分が落ち込んでいったのかもしれません。
上島竜兵は志村けんの訃報から立ち直ってなかったのかという噂も!
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上島竜兵さんが死去した理由として、志村けんさんが死去したことからいまだに立ち直っていなかったという噂も広がっています。
上島竜兵さんは志村けんさんのことをとても慕っていたことは有名で、突然の死をなかなか受け入れられずにいたようです。
志村けんさんが死去して約2年後に行われた、週刊誌の取材に対して上島竜兵さんはこう語っています。
志村さんを思い出さない日はありません。
街でサツマイモを見かければ、志村さんが『俺がガキのころはサツマイモなんてパサパサでまずくてよ。いまでも嫌いなんだよ』って言っていたのを思い出すし、ベランダでタバコを吸ったりしているときにも志村さんの顔が浮かんでくることがあります。
僕の頭がボケない限り、ずっと忘れないし、毎日思い出しながら、生きていくと思います
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さらに、2021年1月に放送されたラジオ番組でも志村けんさんのことについて、語る場面がありました。
「1人でお酒を飲んでいると、志村さんを思い出して涙ぐみます」
これらの言葉からも志村けんさんの死去が上島竜兵さんに与えた精神的影響はものすごく大きかったと推測できます。
志村けんさん死去から、一見立ち直って、芸人としての仕事にも、俳優業にも勤しんでいたかのようにみえましたが、実は心の中には深い傷があったのかもしれません。
いずれにしても、これまで楽しい笑いや、素晴らしい演技をみせてくれていた上島竜兵さんが死去したニュースには本当に驚きましたし、今はただ、ご冥福を祈るばかりです。