+800から始まる電話番号からの着信がきたという報告が相次いでいるようです。
この番号はそもそもどの国からのものなのか、そして出てしまったらどうなるのか、不安に思う人も多いですよね。
この記事では、+800番号はいったいどこからかかってきたものなのか、電話の目的は何なのか、もし出てしまった場合対処法など、多くの人が疑問に思うことをまとめています。
+800から始まる電話番号はどこから?
+800から始まる電話番号はどこからかけてきたのかというと・・・
国際フリーダイヤル番号といって、特定の国に割り当てられていないため、どこの国からかけられたかを特定することはできません。
この番号からの着信は、通常、発信者が通話料を負担する仕組みになっています。
心当たりのない番号からの電話は、基本的に出る必要はありません。
着信拒否しても問題ありません。
では、国際フリーダイヤル番号である+800で始まる番号から電話がかかってくるのはなぜなのでしょうか?続いてみていきましょう!
+800から始まる電話番号はなぜかけてきたのか?
+800から始まる国際フリーダイヤルである電話番号からなぜ電話がかかってくるのか?
考えられる理由に、「詐欺目的」が考えられます。
+800から始まる番号からの着信は、通常、発信者が通話料を負担する仕組みですが、詐欺を目的とした不審な着信が報告されています。
特に、2024年4月頃から+800番号からの着信が増えており、これらの電話が詐欺の可能性があるとの報告があります。
例えば、中国大使館を装った不審な電話や、金銭を要求する詐欺電話があるとされています。
不審な電話には出ないようにし、折り返し発信も避けることが推奨されます。
もし不安がある場合は、電話番号をインターネットで検索して、その番号が信頼できる企業や団体に属しているかを確認すると良いでしょう。
また、詐欺の手口には様々な種類がありますので、警察庁の特殊詐欺対策ページなどで情報を得ることも有効です。
では、+800から始まる番号にうっかり出てしまった場合、どうなるのかでしょうか?続いてみていきましょう!
+800から始まる電話番号に出てしまったらどうなる?
+800から始まる電話番号は国際フリーダイヤル番号で、通常は発信者が通話料を負担します。
うっかり出てしまった場合でも、通常は着信側に通話料が請求されることはありません。
ただし、詐欺目的の電話だったの場合、出てしまったことによる通話料などの直接的な金銭的損失はないものの、個人情報を聞き出されたり、不安を煽って詐欺に巻き込まれるリスクがあります。
うっかり出てしまったことに気づいたら、すぐに電話を切りましょう。
相手に名前、住所、金融情報などの追加情報を与えることなく、通話を終了することが重要です。
電話を切った後は、すぐに着信拒否設定をしましょう。
そして、不審な電話については、警察の相談窓口に連絡して相談してください。
相手の情報を聞き出そうとすると、さらに詐欺に巻き込まれるリスクがあるため、情報を聞き出すよりも、自分の情報を相手に与える前に電話を切るなど、速やかに対処することが重要です。