多摩地域といっても、その範囲や区分は一様ではありません。
多摩北部・多摩南部・多摩西部という呼び方は、旧来の郡に基づいていますが、気象庁の天気予報では、多摩東部・多摩西部という別の区分が使われています。
では、多摩北部・多摩南部・多摩西部の境はどこなのでしょうか?
また、天気予報でいう多摩東部・西部の境はどこなのでしょうか?
この記事では、多摩地域の境について、気になることをまとめています。
Contents
多摩北部・多摩南部・多摩西部の境はどこ?
多摩地域は、東京都の島嶼部を除く26市3町1村からなる地域です。
天気予報において、多摩北部、多摩南部、多摩西部の境とはどこなのか説明していきますね!
まずは多摩北部、南部、西部とはどこで分かれているのかというと・・・
- 北部:多摩地域を多摩川を境にして、北側が多摩北部
- 南部:多摩地域を多摩川を境にして、南側が多摩南部
- 西部:多摩川と秋川の合流地点より西に位置する地域は多摩西部
天気予報では、多摩地域を多摩川を境にして、北側が 多摩北部 、南側が 多摩南部 に分けられます。
そして、多摩川と秋川の合流地点より西に位置する地域は 多摩西部 と呼ばれます。
以下の地図を参考にしてみるとわかりやすいです。
これを見れば、それぞれの境がどこかよくわかりますね!
多摩北部・多摩南部・多摩西部の市区町村はどこ?
多摩北部、南部、西部とは具体的にどこの市区町村があてはまるのか、みていきましょう!
多摩北部に含まれる市区町村
多摩北部に含まれる市町村は以下の通りです。
【多摩北部】八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、昭島市、日野市、国分寺市、国立市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町
多摩南部に含まれる市区町村
多摩南部に含まれる市町村は以下の通りです。
【多摩南部】府中市、調布市、町田市、小金井市、小平市、東村山市、東大和市、清瀬市、東久留米市、多摩市、稲城市、羽村市
多摩西部に含まれる市区町村
多摩西部に含まれる市町村は以下の通りです。
【多摩西部】福生市、狛江市、武蔵村山市、稲城市、羽村市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町
以上が、天気予報の多摩北部、多摩南部、多摩西部のについてです。
天気予報でいう多摩東部・多摩西部の境は?
天気予報でいう多摩東部、多摩西部とはどこを境にしているのかというと・・
以下の通りです。
【多摩東部】多摩地域を多摩川を境にして、北側が 多摩東部
【多摩西部】多摩地域を多摩川を境にして、南側が 多摩西部
天気予報では、多摩地域を多摩川を境にして、北側が 多摩東部 、南側が 多摩西部 に分けられます。
多摩川と秋川の合流地点より西に位置する地域は 多摩西部 と呼ばれます。
具体的に言うと、多摩東部・多摩西部の境は、八王子市になります。
八王子市は多摩東部に含まれ、それより西側が多摩西部と呼ばれます。
天気予報でいう多摩東部・多摩西部の市区町村は?
天気予報でいう多摩東部、多摩西部は具体的には、以下のような市町村が各区域に含まれます。
【多摩東部】八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、昭島市、日野市、国分寺市、国立市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町
【多摩西部】府中市、調布市、町田市、小金井市、小平市、東村山市、東大和市、清瀬市、東久留米市、多摩市、稲城市、羽村市、福生市、狛江市、武蔵村山市
多摩地域を区分する方法は3つ!
多摩地域は、東京都の島嶼部を除く26市3町1村からなる地域です。
多摩地域を区分する場合、一般的には以下の3つの方法があるのです。
~多摩地域を区分する方法~
- 旧郡に基づく区分
- 立川市を境にする区分
- 気象庁の区分
では、それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
旧郡に基づく区分とは?
•旧郡に基づく区分とは、多摩地域を旧来の郡に合わせて、北多摩・南多摩・西多摩の3つに区分します。
北多摩は多摩川の北側に位置する9市1町、南多摩は多摩川の南側に位置する8市、西多摩は多摩川と秋川の合流地点より西に位置する9市2町1村です。
立川市を境にする区分とは?
立川市を境にする区分とは、その名の通り多摩地域を立川市を境にして、多摩東部・多摩西部の2つに区分します。
多摩東部は立川市より東に位置する15市、多摩西部は立川市より西に位置する11市3町1村です。
気象庁の区分とは?
気象庁の区分とは、気象庁の天気予報では、多摩地域を多摩東部・多摩西部の2つに区分しますが、立川市を境にする区分とは異なります。
多摩東部は多摩川の北側に位置する8市、多摩西部は多摩川の南側に位置する18市3町1村です。